What is the Japanese Culinary Culture Exchange Association?
日本文化の中核をなす日本料理、日本文化
歴史的には千数百年前より、伊勢神宮に古来の日本食の原型が見られ、
現在でも日々継承されている、世界でも「希有」の料理である。
また、中世茶の湯の発生により茶懐石もまた、大きな流れを持つ
その時々に東アジアや中国との交流、また、明治維新後は特に西洋文明との交流があり、
南北に長い国土のさまざまな地方料理と影響仕合より、現在の日本料理文化が形作られている。
古来より流れる、白木・清潔・潔さ等「きわだつ」に表現される「日本精神」である。
清潔さは今も大きな柱としてあり、そこに茶の湯や様々な諸外国の文化を集めて作られている。
油脂を使わず、食材の持ち味を生かす料理方法に、片刃の庖丁の発展や、出汁のうまみと醤油の風味などにより、塩分や油をほとんど使わない食事として、いまや21世紀の世界中の人々の健康を支え、食事事情の改善に大きな力となることとして、世界の料理人の注目を集めている。
人類に大きく貢献することとなるであろう。
古今の周辺産業とともに日本の大きな財産である
我々日本人が、今以上に日本料理の特質に目覚め、愛することにより、
「日本名物日本料理」となり、やがて「世界の名物 日本料理」となる。
「21世紀は日本料理の時代」
日本料理文化交流協会 理事長 小山 裕久